徳重 ヨーデル
徳重ヨーデルはタワラヨーデルとほぼ同種になります。花の色がピンクと白の違い。もともとはアンデスレッドの突然変異種。「アイノアカ」と比較して,いもの形がまが玉状であること,皮色が赤であること,表皮の粗滑が滑であること,肉の色は黄色。肉質はやや粉であること等で区別できます。
タワラヨーデル→芋の風味が強く甘さも感じます
徳重ヨーデル→しっとり感が少なくホロホロ。あっさりとした味わいです
どちらも見た目はほぼ一緒です
タワラヨーデルは種を引き継ぐ人がおらず、今後種採りが途絶えたら終了となります。
徳重は全国的に栽培取り組まれる方がおられますので、今後はこちら徳重のみになるかと思います
長崎県南高来郡瑞穂町で岡山から取り寄せたアンデスレッドを固定させた品種になります。
春じゃがは収穫量が一般的に少なくなるという事から北海道以外の地域ではあまり好んで取り組まれません。また近年イノシシなどによう獣害も多く、取り組めない地域がほとんどになってきており、北海道産以外では希少な九州産じゃがいもとなります。
2月植え付け⇒5月収穫の新じゃがになります。
補足…今季(2月植え付け)時、収穫は5月末で数週間寝かせた後の出荷となります。寝かせる目的は糖化させて水分を安定させること(水っぽくべちゃべちゃでない)また、傷み腐れの発生は収穫直後の多く発生しやすく傷み商品出荷防止を目的としています