震災後再開、今が旬の春にんじんです。今回土砂崩れが起きた南阿蘇の阿蘇大橋のすぐ下の町になります。ちょうど震災時期は春にんじんの登場で、生産者も一年に数回の農繁期に入った時期でした。もちろん生産者さん宅も被害はまともに受けており、避難所への勧告などで農作業できないこの1ヶ月でしたが、4週間ぶりにやっと出荷再開にこぎつけられました。場所によっては納屋(倉庫)がペチャンコ、農機具も損壊していると聞きます。収穫・発送をお手伝いする人もお手伝いができず、家族で畑のにんじんを収穫出荷作業をとりあえず再開だそうです。ここにきて、熊本は日中の気温27度。はやく出荷してしまわないと畑の上で茹であがります。熊本一の生産地・大津ですが南阿蘇隣接地で生産者も大変だとは思います。品質はよく、西日本ではこの大津の人参は名前のあるブランドです。