熊本県下益城にて栽培。秋に収穫されたものです。この時期は国産かぼちゃが不足し、南半球のニュージーランド産などが輸入されている地域が多いかと思います。この時期国産かぼちゃはけっこう希少です。かぼちゃは昔から、緑黄色野菜の少ない冬にカロチンやビタミンの多く含まれるかぼちゃを食べ、風邪等への抵抗力をつけようとした先人の知恵だと言えます。実際にかぼちゃには、体内でビタミンに変化するカロチンがたっぷり含まれているとされています。ビタミンAは、肌をツヤツヤにし動脈硬化の予防(中風予防)になるだけでなく、皮膚や粘膜、視力、骨や歯にも効果があるとされてます。
かぼちゃを食べて風邪知らず!
昔は冬至のころになると秋野菜の収穫も終わり、食べられる野菜もほとんどなくなっていました。元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくかぼちゃは特別に大切にして、食べられていたようです。