当店では、日常欠かすことのできないお米やお茶を自然栽培へ変えて頂くことをオススメしています。とはいえ、近年“急須がない家庭”が多いのも事実。一人暮らしの方やペットボトルのお茶が普及する事で急須を持つ必要性が減ったのはまちがいありません。しかしながら自然栽培のお茶、産地や作り手の想いが見えてくるお茶とは違ってきますし、何より自分の味を追求する事が出来ます。濃い目渋めあっさり熱く…。まずは、自分用の急須を用意してみてはいかがでしょうか?
今回この急須は桜野園さんでご用意していただいたもの。もちろんプロの桜野園さんもご使用の急須です。産地ブランド優先ではなく、機能性重視。上フタがありません。フタが無い事に合わせ容量も少し深めにしてあります。お茶の葉は製造段階で蒸して乾燥してありますからカールして縮んだ状態の葉っぱです。熱いお湯が注がれることで、この茶葉が開き香りや渋み色がだんだん出てきます。熱いお湯ですと数秒で一気に渋み苦みがでてきます。逆に冷たいお湯ですと、香りや甘さが優先的に流れ出て渋み苦み色などは出にくくなります。緑茶に関しては熱湯で一気に茶葉を開かせるより少しぬるめでお茶を入れられると今までより甘い香りが良い味わいになります。
この茶葉の開き加減が判る様に作られている他、内側の網目(メッシュ)は茶葉詰まりが洗えるよう取り外しができ、底辺部分には傾斜がされていて残りお湯に茶葉が浸かりっぱなしにならないようになっています。
色は茶色もございますが、指定が無い場合は白の方をご用意させていただきます。
お茶で一服。ぜひこの急須をお使いになってみてください。